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【ネタバレあり】『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』感想

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝見てきました。以下、ネタバレありです。



本作1人目の主人公であるイザベラが、シリーズ主人公ヴァイオレットとの圧倒的な能力差を嘆くまでの差の積み重ねや、その後彼女に少しづつ心を開く様子の表現が丁寧で、繊細で女性味あふれるテイストでありながら、キャラクターの性格や話が腑に落ちやすく、とても自然な仕上がりになっていると感じました。

歩くヴァイオレットの足元だけが映るシーンが一瞬ありましたが、溢れんばかりの気品の表現は圧巻で、心のなかで大きな拍手をおくっていました。

また、本作は手紙の力で幸せを運ぶことが最大のテーマになっていましたが、何故手紙でなければいけなかったのか、最大限伝わってくる内容でもありました。

生き別れた2人の姉妹の境遇はすっかり変わってしまい、立場上姉イザベラは、2人目の主人公である妹テイラーと会えない状態になってしまったこと。また、テイラー側からイザベラへ直接コンタクトを取れる状況ではあったものの、一定の距離を保った状態でコミュニケーションを取りたかった事。そんな中で、手紙という手段を選ぶのは必然だったと感じています。

強い人間関係は感情の共有に由来するものだろうと思いますが、そんな感情、特に幸せな感情を永遠に留めておきたいと思った方は少なくないのではと思います。

絵の中で飛ぶ鳥が永遠に羽ばたいていられるように、2人の姉妹の幸せな思いも永遠であって欲しいと思わずにはいられませんでした。